アートファンの皆さま、こんにちは!
今日お届けするテーマは『100年前に作られていたアートと100年後にバズっているアート?』です。
今年は2022年。だいたい100年前の1900年前半に描かれた作品をご紹介したいと思います。
100年という大きな時代の区切りで作品を見ていけば、面白いことに気づくかもしれません。
100年前にはどんな画家がどんな作品を描いていたのでしょうか。
それでは早速作品を見ていきましょう!
100年前のアートの流行
この時代は印象派もポスト印象派もほぼ終わりの時代。
キュビスムの画家や抽象画家の全盛期です。
有名どころで言えば、
- キュビズムでは 「ピカソ ゲルニカ」
- 抽象画では 「カンディンスキー イエローレッドブルー」
あたりでしょうか
見たことのあるような作品かもしれません

こちらの抽象画は存在しないものを描いた手法です。
抽象画が生まれる以前はどの作品にも主題やモチーフがありました。例えば風景、人物、静物など具体的に存在するものが描かれた作品たちです。
抽象画家は実際に存在する具体的な対象物の造形ではなく、対象物の点、色彩、形、線といった造形要素を構成し、その美しさを芸術表現としました。

キュビズムは抽象画の流れの一つでブラックとピカソによって生み出された手法です
それまでの具象絵画は一つの視点に基づいて描かれていましたが、キュビズムは「いろいろな角度から見た物の形を一つの画面に収める」手法を発明しました。
当時の時代を沸かせたこの技法は、多くのアーティストによって現代も引き継がれており、近代美術史の中でも重要な発明の一つです。
抽象画もキュビズムもそれまでの時代の流れを排して、今までになかった表現技法として一世を風靡しているからこそ、評価されることになりました。
そして誕生から100年たった今になっても評価され続けています。
100年後のアートの流行は?
どんなアートが作られるかとても楽しみなものです。
と同時に100年後には今作られた作品が評価されていることになるでしょう。
時代を動かした作品ならアートは作者の死後にアート史に残る作品として100年、200年と語り継がれていきます。
なので今作られている、村上隆やダミアンハーストの作品なんかは100年後にも価値のある作品として語られていると思います。
と同時に100年後に作られている作品は、いまの美意識からは程遠いような作品が作られていることでしょう

現在の現代アートの特徴としては、日用品であったり、日常の中の人、モノを切り取ったような作品が多い潮流にあります。
ダミアンハーストのホルマリン漬けのサメ(生者の心における死の物理的な不可能さ)しかり、村上隆の等身大美少女フィギュア(Miss Ko2(KoKo))しかり

ところで
次に作られる作品の特徴として、非日常を表現した作品が来るのではないかと予想します。
今のSF映画では理解も想像も出来ないような超常現象がキャンバスに描かれるそんな矛盾した時代になるも思います
多分100年くらいじゃキャンバスは無くならないですねw
もしくは、キャンバスに変わる新しい何かが発明されているかもしれない
アート業界に革命をもたらした発明としてのキャンバス
キャンバスに変わる何か新しい素材
一般に普及して、耐久性があり、時間がたつと味が出る、そんな新素材ができているかもしれません。
というわけで100年後には今は想像もできないようなモチーフが変わらずキャンバスに描かれているかもしれません。
本当にアートって何があるか分からないですねwだから楽しい!
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